軽く爽やかな優しい甘みがあり、あと味は、すっきりとしています。
茶湯の色は、黄金色をしています。
硬くしまった半球状で、翡翠の玉のようなきれいな緑色をしています。
乾燥状態ではサトウキビのような甘い香りがします。
100度のお湯を注ぐと甘いバニラのような香りに変わります。
人工的に着香したものとは違い、湯気と一緒にふわっと立ち上る乳香は、自然でやわらかい香りです。
台湾の茶行商は口をそろえて『日本人の一番好きなお茶は金萱茶です』というぐらい金萱茶の香りのインパクトは日本人にとって強烈です。
お茶そのものの概念を壊してしまうほど香りは本当にミルクかココナッツのようです。
それでいて味はさっぱりしています
【産地と茶葉の品種】
台湾嘉義縣の海抜約1500mの阿里山郷で、台茶12号という茶樹の品種を使って作られています。